打たれ弱い。

また3ヶ月放置。まあ、今さら弁解する気もないが。


さて、前回の記事で

というわけで、ここまで書きながら私は覚悟を決めた。1周年を機に、私は駄句製造機になることにしよう。とにかく句を作って、叩かれて、強くなろう。そうすれば、いつか必ずガラスの壁を越える力がつくに違いない。そう信じて。

と、かっこよさげな決意表明をしたわけであるが。
実際に叩かれてみると、精神的ダメージがけっこうでかいことが判明。
毎日仕事で涙出そうなくらい凹まされている昨今、俳句でまで凹まされてしまっては生きていける自信がない。
そういうわけで、現在mixiの日記でも俳句を公開することをやめている。
公開していたわずかな時間でも得るものはあったのだが、衆人環視の下できついダメ出しを食らうのは、けっこうつらいものがあった。ああいう批評はもっとプライベートな時間にやってもらうべきなのかもしれない。
とはいえ、わずかな時間でちまちま書きためている句を誰の目にも晒すことなく腐らせていくのも、少々もったいない。ので、どうにか再開できるように思案中である。


話は変わって。
PCでの日本語入力にはATOKを使っているのだが、先日ATOKプラグインとして「角川俳句歳時記 第4版」なるものを追加してみた。
実際どれほどの効果があるのか、買った時には少し不安もあったのだが、これがすこぶる便利。例えば春の季語であれば「霾(つちふる)」が一発で変換できてしまう。去年の春にこの一文字を入力するために散々苦労したことを思えば、これだけでも素晴らしく優秀である。他にも「鞦韆」「半仙戯」「西行忌」といった、日常滅多にお目にかからない季語までさくっと変換してくれる。実にすばらしい。ATOKには文語モードがあるので、それと併用すればいわゆる「旧かな」の句が何の違和感もなくすらすらと書けてしまう。実にありがたい。
というわけで、ATOK使いの俳句作者各位には激しくお勧めしたいプラグインである。


さて、今月末は「豆の木」の原稿の〆切日。10句作って文章書いてと、けっこう忙しい。平日は(仕事で消耗するので)頭が使い物にならないから、休日のうちにどうにかまとめなければ。