目標とするところ

時間も時間なので、すこしだけ。
毎週読んでる読売俳壇の選者で一番好きな、正木ゆう子さんの句。

水の地球すこしはなれて春の月
春の山どうも左右が逆らしい

……参りました、としか言いようがない。平明な表現で、かつ読者の常識的な想像をかっ飛ばさんばかりのインパクト。すごい、の一語に尽きる。
願わくば、この境地にまで達してみたい。