乱れている

最近、やたらと受け狙いの句を作るようになってしまった。
たとえば、昨日mixiのコミュに投稿した句。

電柱の陰に怪盗チューリップ

作った時はいけると思ったのだが、改めて見るとこれはどうなのかと。面白いを超えて、もはや「変」な句である。どうも羽目をはずしすぎているようだ。
先日の句会に前後して、何かのタガが緩み始めているような気がする。はたして、これがいい意味での思考の解放につながっていくのか、あるいは破綻への第一歩なのか。できれば、今まで飛躍を生めなかった固い思考パターンが柔らかくなってきている過程なのだと信じたい。
ともあれ、今はできるだけ多くの句を作って、俳句に慣れるしかない。多作多捨である。